- HOME>
- プラセンタ注射
プラセンタ注射とは?
プラセンタとは胎盤のことで、妊娠した後、子宮で作られる器官です。お腹の赤ちゃんと栄養素や老廃物のやりとりを行ったり、妊娠を維持するためのホルモンを分泌したりと非常に重要な役割を担っています。
プラセンタ注射とは、この胎盤を含む注射液を注入することで、新陳代謝促進、自律神経の調整、免疫力強化など、様々な効果が期待できる治療方法です。
プラセンタの利用の歴史は非常に長く、古くは中国明代(16世紀頃)の文献に記述が残っていますし、近代では1930年代のロシアが研究を深めています。日本では1950年代に旧厚生省が医薬品として認可をして以来、現在に至るまで様々な分野で利用されてきました。
プラセンタ注射の効果
プラセンタ注射の薬理作用は実に多岐にわたります。例えば以下のような薬理作用があるとされています。
- 基礎代謝向上作用
- 血行促進作用
- 造血作用
- 疲労回復作用
- 自律神経調節作用
- 免疫賦活作用
- 乳汁分泌促進作用
- 抗アレルギー作用
- 抗炎症作用
- 活性酸素除去作用
- 内分泌調整作用
- 創傷回復促進作用
- 精神安定作用
- 強肝解毒作用
- 体質改善作用
- 血圧調整作用
- 疲労回復作用
- 食欲増進作用
- 抗突然変異作用
これらの薬理作用は、具体的には次のような効果をもたらしてくれます。
- ニキビ・肌荒れの改善
- 肌のハリ・弾力の改善
- しみ・そばかすの改善、美白
- しわの改善
- 肌の老化の改善
- 髪のツヤ・コシの改善
- 疲労回復
- 肩こりの改善
- 冷え性の改善
- ダイエット効果
- 便秘改善
- 肝機能の改善
- 腰痛の改善 など
プラセンタには10数種類のアミノ酸、ビタミン・ミネラル、核酸や活性ペプチド、酵素といった若々しさを保つために重要な栄養素が多く含まれているため、プラセンタ注射による効果も幅広く現れます。
プラセンタ注射のリスク・副作用
プラセンタは古くから研究されている素材なので、注射によって体内に取り込むことによるデメリットもほとんどありません。
ただし、プラセンタ注射剤(ラエンネック)はヒト由来のプラセンタを使用しているため、未知のウイルス等による感染症のリスクがゼロとは言い切れません。そのためプラセンタ製剤の投与を受けた方は当面の間、厚生労働省の指導に基づいて献血・輸血を禁止されています。
加古川市の北村内科クリニックでは、医師の指導のもと安心・安全な環境でプラセンタ注射の施術を受けていただくことが可能です。興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。