不整脈とは?
心臓は、全身に血液を送り出すポンプで、正常は1分間に60~80回の規則的なリズムで拍動を繰り返しますが、このリズムを作り出しているのが右心房にある洞結節(発電所)です。
ここで発生する電気信号が、刺激伝導系という心臓の内部に張り巡らされている電線を通って心房から心室に伝わり、心臓が拍動し、全身に血液が送り出されます。洞結節の機能が低下する、洞結節以外の異常なリズムで心臓が拍動する、或いは心房から心室に伝わる電気信号がショートするなど異常なリズムで心臓が拍動し、脈拍が不整になることを不整脈といいます。
不整脈は大きく分けて3つの種類があります。脈が遅くなる徐脈性不整脈、脈が飛ぶように感じられる期外収縮、脈が速くなる頻脈性不整脈です。
症状としては、ドキドキする、脈が飛ぶ感じ、胸の痛みや圧迫感、全身倦怠感、めまい、ふらつき、時には失神することもあります。
以上のような症状のある方や検診で心電図異常、不整脈を指摘されたら、一度受診をお勧めします。