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EDとは?
ED(勃起不全)とは「Erectile Dysfunction」の略称で、勃起機能が低下し、満足な性行為を行うための十分な勃起が得られない、もしくは勃起を維持できない状態が持続・再発することを言います。
具体的には、以下のような症状をEDと呼びます。
- 勃起しない、もしくはしない時がある
- 勃起するまでに時間がかかる
- 性行為の最中に勃起を維持できなくなる
- 勃起しているにもかかわらず、硬さがない など
EDの種類と原因
EDには大きく「機能性ED」と「器質性ED」の2種類があります。このうち、機能性EDは心因性ED、男性更年期障害によるED、薬剤性EDの3つに、器質性EDは動脈性ED、静脈性ED、中枢性ED、末梢神経性ED、陰茎性EDの5つに分けられます。
これらは原因による分類です。各種EDの原因は以下の通りです。
機能性ED | |
---|---|
心因性ED | 性行為への不安やストレス、過去のトラウマやトラブル、うつ状態、うつ病など |
男性更年期障害によるED | 男性ホルモン「アンドロゲン」の分泌低下、男性更年期障害由来のうつ症状 |
薬剤性ED | 非ステロイド性抗炎症薬、抗うつ薬、降圧薬などの薬剤による副作用 |
器質性ED | |
---|---|
動脈性ED | 動脈硬化、またはそれに繋がる生活習慣(肥満、運動不足、飲酒、喫煙など)や生活習慣病(糖尿病、高血圧性疾患など)のほか、睡眠時無呼吸症候群など |
静脈性ED | 血液が陰茎から流れ出してしまい、硬さを保てなくなる。はっきりとした原因は不明。 |
中枢性ED | 脊髄損傷、脳血管障害などにより、性的刺激が上手く伝達されない |
末梢神経性ED | 末梢神経障害により、神経伝達物質が分泌されず、性的刺激が上手く伝達されない |
陰茎性ED | 陰茎そのものの障害 |
このようにEDは様々な病気や生活習慣が原因になっている場合があるため、EDとともにそれらの原因も治療していく必要があります。
EDの診断
EDの診断は必要に応じて、以下のような様々な検査を実施しながら症状と原因を見極めていきます。
- 問診を通じた国際勃起機能評価スコア(IIEF5スコア)やストレステスト
- 勃起の硬さスコア(日本語版EHS)
- 夜間に勃起しているかどうかを確かめるスタンプテスト
- 視覚情報を用いたAudio-Visual Sexual Stimulation(AVSS=視聴覚性的刺激)
- 男性更年期障害によるEDかを確認するためのAging Male’s Symptoms score(AMSスコア) など
当院のED治療
当院が処方しているED治療薬は以下の通りです(ED治療薬はすべて自由診療となります)。
※ED治療薬は診察室で処方いたします
- シルデナフィル25mg
- シルデナフィル50 mg
- バイアグラ25 mg
- バイアグラ50 mg
- タダラフィル10 mg
- タダラフィル20 mg
- シアリス10 mg
- シアリス20 mg
ただし、前述したように、EDには様々な病気・生活習慣が隠れています。当院ではそうした原因を検査で見つけ出し、総合的な治療を提案・実施することが可能です。
EDの症状はもちろん、慢性的な不調や疲労にお悩みの方は、お気軽に加古川市の北村内科クリニックまでご相談ください。