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コンドロイチン注射とは?
コンドロイチン注射とは、コンドロイチン硫酸という有効成分を含む薬剤を注射する施術です。
コンドロイチン硫酸は、動植物の体内にもともと存在する物質で、通常はコラーゲンなどのタンパク質と結合してコンドロムコタンパクという複合体を作っています。
コンドロムコタンパクは結合組織の主要成分です。結合組織とは血管から細胞、細胞から細胞をつないで栄養素を届ける働きをしている組織のことです。この結合組織の水分を保持・調整や、物理的な刺激に対するクッション材としての役割を果たしているのがコンドロムコタンパクです。
この成分は年齢を重ねていくと減少していきます。コンドロムコタンパクの水分保持・調整機能が損なわれていくと、肌の乾燥、しわといった老化現象の原因となります。
コンドロイチン注射の効果
コンドロイチン硫酸を注射で補充すると、様々な効果が期待できます。
美容効果
コンドロイチン硫酸を継続的に摂取すると、肌のコラーゲン層の厚みが増してハリや弾力が改善したり、栄養素が行き渡ることで肌荒れの予防、新陳代謝の活性化したりといった効果が期待できます。
関節炎の予防・改善
コンドロイチン硫酸は関節の潤滑液の働きをしている関節液にも豊富に含まれています。コンドロイチン硫酸を摂取することで、この関節液の潤滑機能も改善し、関節炎の予防・改善に役立つと考えられています。
骨粗しょう症の予防・改善
コンドロイチン硫酸の摂取をすることで骨の中にカルシウムが蓄積されやすくなり、骨の強度が高まるという報告があります。そのためコンドロイチン注射は骨粗しょう症の予防や改善にも効果が期待できます。
血中尿酸値の改善
心血管疾患、慢性腎臓病、動脈硬化などに関連する血中尿酸値ですが、コンドロイチン硫酸を摂取することで、新陳代謝の活性化や正常化が行われ、血中尿酸値の改善に繋がる可能性があるとされています。
コンドロイチン注射の回数・頻度
コンドロイチン注射の回数・頻度は、通常1~2週間に1回、慢性的な関節炎や神経痛にお悩みの方は週2~3回の注射を推奨しています。
なお効果には個人差があるため、患者様と相談させていただきながら、状態に応じてベストの回数や頻度をご提案させていただきます。コンドロイチン注射の興味のある方は、お気軽に加古川市の北村内科クリニックまでご相談ください。
コンドロイチン注射のリスク・副作用
コンドロイチン硫酸はもともと人間の体内にある物質であり、薬剤の原料も自然の動植物から抽出したものです。そのため副作用はほとんどありません。